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Publish date: 2024-06-19

ゲスの極み乙女。といえば、演奏力に定評があり、
川谷さんの個性的な曲を、独自のグルーヴ感でぶっばなすイカしたバンドです。

そんなゲスのキーマンの一人に挙げられるのが、
キーボート兼ピアノのちゃんまりさんです。

ゲスのメンバーは個性的な方が多いので、
メディアがちゃんまりさんに脚光を当てることは少ないですが、
実はかなりの実力者のようです。

メンバーで唯一、大学まで音楽の理論を学び、
または子供の頃からピアノに奮闘し、
音楽の基礎はバッチリ体に染み付いているのです。

ライブでの演奏力もすごいですが、
その基礎に忠実な技術にも定評があるのです。

ちゃんmariのピアノの実力(上手いor下手)。絶対音感

休日課長のベース、いこかさんのドラム、
そしてちゃんまりさんのキーボートとなると、
現在の若いバンドの中でも、演奏力は頭１つ抜けてます。

これだけ個性的なメンバー達から、
リスペクトを集めてまとめている川谷さんは、
やはり天才中の天才としか言いようがないですね・・・。

ちゃんまりさんは「Crimson」でもキーボーディストを経験しており、
そのバンドでの経験値も豊富です。

４歳からクラシックピアノを習っていた背景から、
絶対音感を持っているそうです。

そこからジャズに興味を持って、いろいろさかのぼって聴いているうちに、理論とかを習いたいと思って、ジャズの先生にも師事しました。当時好きだったピアニストは、やっぱりビル・エヴァンス。あとはキース・ジャレット、バド・パウエル、ブラッド・メルドーなども好きでした。短大に入った頃は、ピアノの先生になりたいと思ってたんですよね。でも、教育実習に行くべき時期に、バンド活動を頑張ってて忙しかったので、諦めました（笑）。短大では、作曲に関して、現代音楽に限らずいろんな音楽スタイルを学ぶことが出来ました。交響曲ほど楽器が多い大規模な楽曲ではないんですけど、いわゆる室内楽といわれるような、フルートとピアノと琴の三重奏なども書いていましたね。引用元：https://www.cinra.net/column/otoheya/vol13-1

また、子供の頃からのピアノの経験だけでなく、
青春時代や、大人になった後も、
しっかりといろんな音楽を学んでいたそうです。

真面目で穏やかで勉強家であることが、チャンまりさんの魅力ですね。

これからゲスの音楽性が進化していく過程の中で、
ちゃんまりさんの視野の広さは大きな武器になりそうです。

バンドの平均年齢が４０歳を過ぎた後も、
大人っぽい渋い音楽を作ることだってできることでしょう。

川谷さんの天才的なフィーリングと、
ちゃんまりさんの堅実な理論が絡まれば、
今後もゲスは「行くところ敵なし」に思えます。

特にジャズへの関心が高いことは、
今のメンバー達との相性の良さでもあると思います。

今の若者向けの音楽も素敵ですが、
今後、大人路線に傾いた時に、
世間が驚愕するような名曲を生む予感がします。